◆開業支援
〈看板企画デザイン・制作・施工〉

◆企画のポイント
誘導、ブランドとしての価値向上

◆取り組み
店舗は福島の裏通りにオープン予定で、見た目は完全に新築の住宅。
福島といえば、路地裏の隠れ家的な店舗にステータスがあったりする立地である。
とはいえ看板を出しても誰からも全く見てもらえないという八方塞がりな案件。
看板屋としては、苦戦を強いられた。

ヒアリングの結果、看板は表札として使用する方向で話がまとまった。
本案件ではロゴデザインもご支給頂き、オーナーさん側で
大まかなイメージを固められておられたので、それらを再現するご提案をさせて頂いた。

店舗のターゲットに合わせた、品のある看板デザインを心がけた。
頂いた名刺のイメージに合わせ、木の雰囲気で仕上げた。
看板本体のデザインに自分のエゴを盛り込みすぎず、看板だけを勝手に目立たせすぎない
周辺環境を考慮したバランスの良いデザインを常に心がけている。

店舗の周囲は街灯も少なく薄暗い。
まず地面に穴を開け、鉄骨の柱を建てて自立看板のベースを設置。
ベースの壁から10cmほど浮かせて　背面にLEDを内蔵したステンレス製の立体文字を設置。
そして、文字をぼんやりと発光させるため　立体文字の裏板に半透明のアクリルを貼り付け、LEDライトの光の粒が壁面に反射するのを軽減させた。
少しの違いのように感じるが、その少しの違いが印象を大きく左右する。

本案件では、名刺のデザインからクライアントの趣味趣向を汲み取り　クライアントさまのご希望に近いカタチを再現させて頂いた。

◆本格イタリアンが楽しめる、隠れ家的本格イタリアンのお店。
席数はそう多くはないですが、その分オーナーさまの目がしっかりと隅々まで行き届いており、サービスの質が高いと感じます。
店舗は白・木目・シルバーで統一されたアットホームな雰囲気で　看板の前にはテーブル席が設けられており、暖かい日には是非こちらでくつろいでいただきたいです。

店舗を支える販促ツールである　名刺・チラシ・WEBサイト・SNS・看板　のデザインがバラバラであることは意外に多いです。
どこで誰が見てもブランドを識別できるということはブランド規模の大小に関わらず必須なので、
我々は　それらに気をつけた上でクリエイティブ面でクライアントさまを支えて行きたいと感じています。