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一日を一生、とするはなし

こんばんは、はるちゃんです。
今日は、少し前のブログで触れた「一日一生」という本について簡単に紹介します。
この本に出会ったのは、確か今のお仕事を始めるちょっと前かな。違うかったかな。
あかん、23時やん。スケジュール管理を失敗しました。
なんとか日付を越す前に書き切ります。
一日一生
一日一生。
一日を一生だと思って、みんな平等に与えられている24時間を過ごすという意味の言葉です。タイトルのシンプルさに惹かれて手に取り読んでみると、スルスルと心の隙間に入ってきたのを覚えています。
コロナ禍で、眠りにつこうとしても次の日が不安で眠れない時期がありました。
きょう自分は何ができた?
明日もまた今日みたいに何もできないまま?
そんな気持ちの時にこの本と出会いました。
今日の自分は今日でおしまい。明日はまた新しい自分が生まれてくる。
本には、仏教でとても厳しいとされる修行を二度も成し遂げた酒井雄さい・大阿闍梨の言葉がつらつらと綴られています。
毎日の山での巡業をとおして、毎日履き潰されては生まれ変わる草鞋を見て思った言葉だそうです。
日中は目の前のことをこつこつと一生懸命やる。寝るときは一日を振り返って、反省して眠る。朝起きたらまた新しい自分が始まる。
今日失敗したからって、へなへなすることない、落ち込むこともない、明日はまた新しい人生が生まれてくるじゃない。
身の丈に合ったことを毎日くるくる繰り返す。
人生は「いま」この瞬間にしかないから
今日を大事にしなかったら、明日はない。
本を通して気づいたこと
本のタイトルである一日一生という考え方はもちろん、私は毎日の修行をとおして改めて自分を振り返る姿勢に心が動きました。
着物の裾を濡らす夜露を鬱陶しく思っていたのが、この露があつまって川になり、琵琶湖に流れ込んでいることに気づき、自分のちっぽけさに気づく。
この小さな夜露一粒が集まって、大きな力になることに喩えていたのが印象的でした。
自分が悩んでいることがいかに小さいことなのか、人生の中でどれだけ一瞬の出来事なのか。
天は人の上に人を作らずとは言ったもので、人間みんな偉いもなにもないことに気付かされました。
背中を優しくさすってくれるような本です。
さいごに
また、しっちゃかめっちゃかな記事になってしまったかもしれません。この本のことは本当にもっと改めてちゃんと知って欲しいのでリベンジします。
今日を生きよ。

これは、アリシアに入ってすぐ事務所に置いてあった本をぱらぱらと見ていて、キュンときた言葉です。
先の不安を考えても仕方ない。今日を迎えられたことに感謝して、「今」できることを目の前に与えられた、身の丈に合ったことを毎日こつこつやっていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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