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てあて薬局さんとの半年間(3)|ブランディング事例

こんにちは、はるちゃんです。
屋号を変えるという機会を、描いていきたい道を進むきっかけに。
屋号の変更に伴い「名刺と看板を作り替えたい」というところから始まったストーリー。
半年間のリブランディングの取り組み内容を振り返るブログです。
今回はSTEP 4〜6までを振り返ります。
思い、コンセプト、屋号、看板(店舗の見た目)の統一をメインテーマに、てあて薬局(旧:岸和田薬局)代表の炭谷さんに伴走させていただきました。
半年間を振り返ると共に、ブランディングってこうやってやってるんだ〜の気づきになれば。
よろしければお付き合いください。
◆ ブランドコンセプトの見直し|2024年2月〜
STEP1 お客さんに何を伝えたいか?
STEP2 なぜ伝えたいと思うのか?
STEP3 お客さんが岸和田薬局を選ぶ理由は?
STEP 4 お客さんは「大切にしている言葉」から何を連想する?
すでにリピートしてくださっているお客様を軸に「自社を好んで利用してくれるお客様」(ペルソナ)を設定し、
これまでの炭谷さんとのやりとりの中で多く出てきたワード
「オレンジ」
「健康」
「薬局」
この3つのワードを軸に、ペルソナの頭の中に浮かびそうな言葉をとにかくたくさん出していきます。出てきたワードと睨めっこしながら、店舗側が発信したい言葉がペルソナにとってどのように受け取られるのかを探っていきます。
STEP 5 ブランドの存在を、お客さんが使う言葉であらわすと?
ペルソナにとって、どんな薬局でありたいか。
炭谷さんの出した答えが、これからの岸和田薬局 改め 新しい薬局のブランドのコンセプトになります。
岸和田薬局 改め てあて薬局(仮)のブランドアイデンティティは
(心身を整えて)やりたいことを楽しくする人生の一助になる薬局
ブランドアイデンティティ・コンセプトができたら、あとはそれを表現できる薬局の名前を考えていきます。
同時進行していた別プロジェクトで使おうとしていた「てあて」という言葉がぴったりなのでは?ということに気づき、新しい薬局名は「てあて薬局」になりました。

STEP 6 これまでのSTEPをぎゅっと詰め込むと?:ロゴデザイン
炭谷さんの頭の中にあった「手」のモチーフをメインに、温かみをもって手当する様子を表現したロゴマークが完成しました。

フワッと優しく包み込んでいる、支えているような手のシルエットをマーク化しました。
柔らかい丸みのある曲線で描き、温かみのあるイメージにしています。
手の中に光が広がるようなグラデーションの縁を描く事で、温かみが生まれている、伝わっているようなイメージを可視化しています。
てあて薬局さんの雰囲気を表現した名刺も制作しました。
名刺を手渡した知人の方に「やっと炭谷さんらしくなったね」と言ってもらえたと、ご満悦なご様子でした。

STEP 7 ブランドをイキイキと機能させるには?:サイン計画
そしていよいよサイン計画に入っていきます。
サイン計画のお話は次のブログに。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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