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アリシア日記
2022.08.24 update

サイン計画と看板デザインのはなし|パン教室&カフェのサインブランディング

サイン計画と看板デザインのはなし|パン教室&カフェのサインブランディング

こんにちは、はるちゃんです。

羽曳野市にオープンの、パン教室&カフェ MAHALOさんにご提案した企画をご紹介します。

現地での調査とオーナーさんとお話したことを踏まえ、サインブランディングのステップ2、サイン計画とデザインを進めていきます。

現地での調査と、ヒアリングのことを書いている記事もあります。
よかったらそちらもご覧になってください。

サイン計画スタート!

打ち合わせに向かう前にGoogleマップで現地を下見し、イメージを練りはじめます。

実際の現地はこんな感じ。

店舗を遠目で見ると、

前の借主さんが使用されていた赤いテントがよく目立っています。
が、隣の緑色のテントの面積が非常に広く、目を奪われてしまいそうです。

歩行者目線で見てみると、

MAHALOさんのユーザーは、歩行者や自転車で来られる方が多いです。

画像のように突き出し看板を設置し、歩行者や自転車で通りかかる人たちにお店の存在を知らせましょう!とご提案しました。

が、しかし! 問題発生(?)

大家さんに確認したところ、突き出し看板の設置はやめておいた方が良い、と言われてしまったとのこと、、
壁面が老朽化しており、風もよく当たる場所。今まで色々な借主さんが諦めてこられたそうです。

ということで、代替案を考えることに。

はるちゃん
はるちゃん
わわわ、もともと考えていた突き出し看板が付けられなくなりました。。
とっしーさん、どうしましょう?
トッシー
トッシー
大きな部分、見落としてるで??
はるちゃん
はるちゃん
どこですか、、、、? あっ!

そうです、私が見落としていたのは、建物の「軒」(黄色くマーカーしている部分)です。
テントがあることで、軒の存在をすっかり忘れてしまっていました。

はるちゃん
はるちゃん
こんなに広い面積を見落としていたとは、、
まだまだ頭が硬い証拠です。くやしい!
はるちゃん
はるちゃん
角地なので、2つの面を使えます。
遠目から見て、業態がわかるようにしましょう!

看板を貼り付けて痛んだ壁を隠してしまうことで、お店の印象アップも狙えます。

いよいよ意匠をデザイン

ここでいう「意匠」は、平面的なデザイン・レイアウトだけでなく、使う材料・サイズも含めた言葉です。

建物の軒部分を覆う形の看板を設置する方向で進めていくことになりました。

今回のロゴは、オーナーさんからデータを頂戴しました。

・ロゴの雰囲気
・オーナーさんと話をしている時に感じた空気感
・店舗の中の雰囲気
・ターゲットとなるユーザー
・提供するサービス

今回は、以上のことを特に意識しました。

ご提案したサイン計画

ご提案したのはこの2案です。

①テントは、景観によくなじむブラウン。オーナーさんが好きな、オレンジ!の印象を強めることを意識しました。

② テントは、ストライプ模様のもの。カフェ「っぽさ」を重視しました。

打ち合わせをした結果、①オレンジの案で進行していくことになりました。

サイン計画・看板デザインのはなし

・入口がわかるように、ロゴのステッカーを扉に貼ります。
・上のオレンジの看板には、離れた箇所からでも見える左端に店名を入れました。
右側に入れたイラストは、ロゴに使われているものです。かわいらしい雰囲気を演出しています。

・幅が短いほうのオレンジの看板に、コーヒーカップとパンのアイコンを配置しました。
遠くから見てよく見える面なので、業種・業態を知らせる役目をしています。

ここまできてやっと、次のステップである看板の制作と設置工事に進みます。

まとめ

はるちゃん
はるちゃん
頭の硬さが露見しました。くやしい!
写真をひと目見ただけで、私がつまづいていた課題をすんなり解決したとっしーさん、さすがです。

現地に行くまでの考えにとらわれないよう、これからもっと観察の眼を鍛えていきます。

オーナーさんの思いを汲みとって、現地や市場に合わせたサインを企画します。
今回はうまく表現できたようで、オーナーさんも喜んでくださった様子でした。

さて、オープンの日が近づいてきています!
サインブランディングが実際に形になる、記念すべき日です。楽しみです。

最後まで読んでいただき、有難うございました!
次回の記事もお楽しみに。

P.S. これは姿勢が悪くてボツになったカバー写真です。

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