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制作ストーリー
2023.04.20 update

【映像制作】MUSE ART

【映像制作】MUSE ART

こんばんは、はるちゃんです。

今回は、コーポレート映像の制作ストーリーをご紹介します。
WEBサイトのトップページに掲載する映像の制作をご依頼いただきました。

ご依頼の内容

MUSE ART 代表の池野さん(以下:みさちゃん)は、デザイナー兼女性看板職人です。
グラフィックデザイナーとして20年の経験と、女性ならではの細やかな気配りでお客様に寄り添ったモノづくりを大切にされています。

「女性であることと、職人であることがイメージできる映像にしてほしい」

というのが、みさちゃんのご希望でした。
映像の色味など、イメージをするためにWEBサイトのデザインを見せていただき、打ち合わせしました。

まずは、完成した映像を。

撮影するときに気をつけたこと

現場の映像は、無機質で男性的な画になってしまうことが多いです。

今回はこの↑ 映像を見て依頼することを決めてくださったそうです。

”女性らしさ”を表現する

MUSE ARTさんでは絵描きの作品も制作されています。

このことから、絵の具・筆・白いキャンバスの素材感が引きたつよう撮影しました。

「顔はあまり写してほしくない」という希望があったので、手元の寄りカットと全体がうつる引きのアングルにバリエーションをつけて撮るように意識しました。

編集するときに気をつけたこと

◆トップのカット

映像は、最初の2秒で続きを見るか見ないか判断されます。
はじめのカットはとても重要なので、比較的 動きが大きくて短いカットを選びました。

短いカットの後にゆったりとした映像をつなげ、メリハリをつけることを意識しました。

◆曲とのバランス

イントロ部分ではイメージカットを見せて想像を膨らませ、歌い始めのタイミングでストーリーがはじまる構成にしました。

”お客様に寄り添う”ことを意識していることが伝わるように、ちょうどお客さんのほうを振り返ったタイミングのカットを使い、打ち合わせ音声を残して、現場感を演出しています。

◆音と映像・程よい手ぶれ・映り込み

今回の映像は、”現場感”を演出して職人であることを表現するのがねらいです。

①環境音を残す
ビニールのガサガサ音や、ネジを回す音、外で作業している時は雑踏の音が入っています。

②手ぶれの映像を混ぜる
ジンバルを使用したなめらかな映像、三脚を使用した安定した映像のほかに、手持ちで撮影して手ぶれした映像を混ぜています。

③映り込みを残す
引きの画ではあえて手前を通った車を入れて、その場にいるかのような臨場感を表現しています。

◆映像の使用目的

イメージ映像 < サービス案内

今回制作した映像は、MUSE ARTさんのサービス内容と雰囲気を説明するものです。
作業の工程通りに映像を並べた、説明的な映像になっています。

◆異なる作業の映像の繋ぎ

看板を設置する現場に同行し、2日かけて撮影しました。

①室内で描いた絵を設置する映像
②屋外でシートを貼る看板を施工する映像

内容も環境も違う映像をできるだけ自然につなげるため、①の映像の終わりと②の映像の始まりの被写体の動きをリンクさせました。

◆完成した看板は見せない

今回の映像では、あえて完成した看板の全貌がわかるカットは入れていません。

成果物を見せるというより、作品に取り組む雰囲気を伝えたいという意図があります。

納品した映像

顔の写り込みの加減などに関して何度かフィードバックをいただき、納品しました。

MUSE ARTさんの新しいWEBサイト

(画像タップで、サイトにジャンプします)

みさちゃん”らしさ”が至るところに散りばめられていて、ステキ♡

まとめ

新しいスタートに花を添えることができ、嬉しく思います。
みさちゃん、新天地でのご活躍をお祈りしております!また遊びに行きますね!

表現したいこと、伝えたいことをはっきりさせることで、映像の価値は上がります。

ヒアリングでは、言葉にならない思いを汲み取ることを大切にしています。
しっくりくる表現を一緒に探して、同じ方向を向いて制作物を仕上げていきます。

これからもたくさん考えて、学んで、挑戦していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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