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アリシアをつぶすには?|看板屋の広報が真剣に考える(2)
マーケティングとブランディングの本「たった1人」を確実に振り向かせると、100万人に届く。を読みながら、広報担当がアリシアをつぶす方法を真剣に考えてみるシリーズ。
社長が出した答えを深掘りするのがこのブログの目的です。
「君のビジネスをつぶすには、どうすればいい?」
フォーカス・マーケティングについて書かれた本だから、 ビジネスの肝を見つけるみたいな意図か。と思って考えて出した私なりの答えは
「社長がいなくなったら、アリシアのビジネスはつぶれる。」
社長ありきのアリシア。 私には社長ほどの専門知識も経験もないし、社長がいなくなったらアリシアはつぶれる。
単純やん、と思った。 でも、本に書いてあるのは違った考え方だった。
ちょっと質問の角度を変えてみる。
「たとえばあなたがミサイルを持っているとして、ウィスキーメーカーをつぶすには、どこを攻撃する?」
こうなったら「社長」ではないと思う。
社長がいなくなっても、ビジネス上は大したことない。(笑) ウィスキーにとって大切な水源も、地球上からなんとか探し出すことができる。
じゃあ、ウィスキーメーカーを潰すには?
「蒸留所を壊す」
半世紀以上かけて育ててきたウィスキーの原酒が入った酒樽がなくなれば、そのウィスキーメーカーは潰れてしまうという。
時間はお金で買えないから。
ほかに変え難い「ツボ」を見つけるためのこの質問。
とっても抽象度の高い質問。
ここまで解説があってもまだ繋がらない。 もう少し噛み砕く必要がありそう。
ウィスキーを作ることが、ウィスキーメーカーのビジネス。
蒸留所を壊す理由は、原酒の味こそが商品であり、長く愛されている理由だから?
この話を阪本先生から直接聞いた社長が出した答え。アリシアがつぶれるときは、
「普通の看板屋になったとき」
…うーん、なんとなくわかるけど、どういうこと?
引き続き、考えます。
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